ダサいサイトの例を見て気づく、自社サイトが古く見える本当の理由
- 5月11日
- 読了時間: 5分
「うちのサイト、なんかダサいな…」と感じながらも、具体的にどこが問題なのかわからない。そんなモヤモヤを抱えたまま、何年も放置しているサイトは少なくありません。実際に「ダサいサイト 例」と検索する方の多くは、具体的なビジュアルや特徴を見て、自分のサイトと照らし合わせたいと思っています。この記事では、古く見えるサイトに共通するデザインの特徴を具体的に挙げながら、「なぜそれがダサく見えるのか」という理由まで掘り下げます。
「デザインの感覚がわからない」という方ほど、実は「ダサい例」を知ることで改善の方向性が一気につかめます。
ダサいサイト例に共通する見た目の特徴

ダサいと感じられるサイトには、いくつかの共通したビジュアルパターンがあります。一つひとつは小さな問題でも、複数重なると「古い」「信頼できない」という印象を与えます。以下に代表的な例を挙げます。
フォントと文字サイズが与える第一印象の落差
明朝体や游明朝を本文に使ったサイトは、スマホで見ると文字が細くて読みにくく、古びた印象を与えます。また、ページ全体で本文サイズが14px以下に設定されているケースも多く、スクロールする前に読む気を失わせます。逆に、見出しだけ極端に大きくしたバランスの悪いレイアウトも「素人感」を強調します。
配色とボタンデザインが信頼感を下げる
背景が白・黒・グレーのみで、アクセントカラーが一切ない「無彩色すぎるサイト」
逆に蛍光色・原色を多用して、どこを見ればいいかわからない「色数が多すぎるサイト」
CTAボタンの色が本文テキストと区別できず、クリックできると気づかれないデザイン
画像と背景色が同系色で、文字が読めなくなっているトップビジュアル
配色は「メインカラー・サブカラー・アクセントカラー」の3色以内で整理するだけで、見た目の統一感は大きく変わります。
レイアウトが古さを決定づける3つのパターン
横幅いっぱいに文章が続く「段組みなしの縦長レイアウト」、テキストと画像が整列していない「ずれた並び」、そして10年以上前から使われているフラッシュ風のアニメーション演出。これらはいずれも2010年代前半のデザイントレンドで、現在では明らかに時代遅れに見えます。
「古い=悪い」ではありませんが、ユーザーは無意識にデザインの新しさと会社の信頼性を結びつけて判断しています。
スマホで見たときに「ダサい」と気づかれるサイトの問題

現在、サイトへのアクセスの半数以上がスマホからです。PC向けに作られたサイトをスマホで表示すると、文字が小さすぎて読めない・ボタンが小さくてタップできない・横スクロールが発生するといった問題が起きます。これはデザインの問題以前に、「このサイトは自分のために作られていない」という不快感を与えます。
NG例:PC表示だけ確認してOKとしているサイト。スマホ表示が崩れたまま放置されているケースは非常に多く、問い合わせ機会を毎日失い続けています。
スマホで即離脱されるサイトの見た目チェックリスト
トップ画像がスマホで縦長に引き伸ばされて表示されている
ナビゲーションメニューがハンバーガーメニューになっておらず横に並んでいる
電話番号がテキストのままで、タップして発信できない
フォームの入力欄が小さすぎて、文字を打ちにくい
余白がなく、文字がぎっしり詰まって読む気になれない
これらは「デザインがダサい」というより「設計が古い」という問題です。見た目の印象と操作性は切り離せません。スマホで触れたときの違和感が、そのまま「この会社、大丈夫かな」という不安につながります。
デザインを直す前に見落とされやすい構造的な問題

「ダサい」と感じる理由は、見た目だけではありません。デザインを変えても、情報の見せ方が間違っていれば印象は変わらないことがあります。
何を伝えたいサイトなのかが3秒でわからない
トップページを開いた瞬間、「この会社は何をしている会社か」「自分に関係があるか」が伝わらないサイトは、デザインに関わらず離脱率が高くなります。スライドショーが3枚流れて初めてサービス名がわかる構造や、キャッチコピーが「信頼と実績」だけのサイトは、読者にとって何の情報にもなりません。
写真の質がデザインの印象を決めている
どれだけレイアウトを整えても、使っている写真が10年前のもの・解像度が低い・スタッフ写真が暗い背景で撮影されたものだと、サイト全体が古く見えます。写真の質はデザインと同じくらい、あるいはそれ以上に「ダサさ」の原因になります。無料の高品質素材サイトを使うだけでも印象は変わりますが、自社の雰囲気を伝えるには実際の写真に勝るものはありません。
写真1枚を入れ替えるだけでサイトの雰囲気が変わることがあります。まず「一番目立つ位置の画像」から見直すのが効果的です。
自社サイトのダサさを客観的に判断する視点
自分のサイトを「ダサいかどうか」で判断するのは難しいものです。長年見慣れているため、問題に気づきにくくなっています。そこで使える方法が、同業他社や業界外の優れたサイトと並べて比較することです。競合サイトのトップページと自社のトップページをスクリーンショットで並べたとき、明らかに古く見える・情報量の差がある・フォントや余白のバランスが悪いと感じたなら、それが客観的な答えです。また、社内の若い社員やサービスを利用したことがない人に「このサイトを見てどう感じるか」を聞くことも、気づきのきっかけになります。デザインの良し悪しを判断するのに、専門知識は必要ありません。「なんか古い」「読みにくい」「何の会社かわからない」という感想が出た時点で、改善の余地があると考えるべきです。サイトは会社の顔です。初めて訪れた人が受け取る第一印象は、営業担当者が名刺を渡す瞬間と同じ重みを持ちます。ダサいサイトの例を知ることは、自社の課題を正確に把握する出発点になります。
「まだ使えるから」と古いサイトを維持し続けるコストは、目に見えない機会損失として毎日積み重なっています。

































































