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問い合わせが増えるホームページのFAQ設計

  • 執筆者の写真: hi ko
    hi ko
  • 3月29日
  • 読了時間: 5分

更新日:8月18日

伝えたい情報は揃っているのに、最後の一押しで止まってしまう。

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その“引っかかり”の多くは、質問が宙ぶらりんになっていることが原因です。問い合わせが増えるホームページのFAQ設計は、疑問に短く・正確に・迷わず届く順番で答えるための仕組みづくり。まずは小さく組んで、実データで磨いていきましょう。



問い合わせが増えるホームページのFAQ設計の出発点

まず集めたいのは“生の言葉”。営業・CSのメール、商談メモ、検索候補(サジェスト)、競合FAQから、そのままの語彙をメモします。社内の言い換えは後回しでOK。外向きの言葉にそろえるだけで、到達率と読了率が変わります。よく出るのは、つぎの5系統。

  • 価格・追加費用・契約

  • 納期・進め方・必要な準備

  • 自社と他社の違い(向く/向かない)

  • セキュリティ・個人情報・著作権

  • 運用・サポート・緊急対応

このバケツでまず10問。足りなければ20問。段階的に増やすと無理がありません。


問い合わせが増えるホームページのFAQ設計の並べ方

順番は“社内都合”ではなく、“不安の強度”で決めます。

1)価格・契約(費用の見通し/追加条件)

2)納期・進め方(期間・役割・準備物)

3)違い(向くケース/向かないケース)

4)セキュリティ・法令(安心の土台)

5)運用・サポート(公開後の面倒をどう見てくれるか)


各ブロックの最後に“次に読む1本”だけを案内。選択肢は増やさないほうが、動きは早くなります。この“1リンク主義”は、問い合わせが増えるホームページのFAQ設計の肝です。


問い合わせが増えるホームページのFAQ設計:書き方の型

Q: 質問文(ユーザーの語彙のまま)

A: 一行の結論 → 条件・例外(箇条書き) → 根拠(数字・規約・図) → 関連1本


コツは3つだけ。


  • 結論を先に言い切る(前置きでぼかさない)。

  • 目安でいいので数字を置く(例:通常5〜7営業日)。

  • 例外は箇条書きで短く。

テンプレを全問に通すと、読み味のバラつきが消えます。



問い合わせが増えるホームページのFAQ設計:見出しと導入の作り方

  • 見出しは質問形(「追加費用は発生しますか?」のように)。

  • 各ブロックの冒頭に2〜3行の“短い導入”。結論→読む価値→次にわかることの順で。

  • ページ冒頭に「よく読まれる質問TOP5」を置くと、スクロール開始率が上がります。

大事なのは“探す時間”をなくすこと。疑問のラベルを、読者の語彙に寄せて貼っていきます。

問い合わせが増えるホームページのFAQ設計:例文

Q:見積の有効期限はありますか?

A: 標準は30日です。 

条件が変わらなければ金額も据え置きです。

  • 仕様変更・ページ追加・写真撮影の有無で再見積になる場合があります。

  • 期限後の発注は着手時期が後ろにずれる可能性があります。→ 詳しくは「料金とスコープの考え方」へ。


Q:最短の納期はどのくらいですか?

A: 5〜7営業日で“必要最低限版”を公開できます。

  • トップ/サービス/問い合わせの3ページに絞ると最短です。

  • 画像・テキストをご提供いただけると短縮できます。→ 進め方は「制作の流れ(簡易)」へ。


Q:どんな会社に向いていますか?向かないケースは?

A: 定期更新のある中小企業に向いています。

 “公開後に育てる”前提の方が相性がよいです。

  • 向く:新商品やお知らせが多い、更新担当がいる。

  • 向かない:数年更新しない前提、承認に極端な時間がかかる。→ 比較の視点は「他社との違い」へ。


問い合わせが増えるホームページのFAQ設計:言葉とデザインのルール

  • 強調は最小限:答えの要点は太字、補足は軽めのトーン、注意喚起は一点だけ

  • 文字組み:スマホ前提。短文・改行多め、行間は広め。

  • 図と表:工程表・料金表・対応範囲表の“意味のある図”だけに絞る。

  • 専門語はすぐ補足(例:GA4=Googleの新しいアクセス解析)。

装飾は“読みやすさのための最小限”。それだけで十分伝わります。


問い合わせが増えるホームページのFAQ設計:導線の設計

  • 各回答の末尾に “次に読む1本” を固定。HUB(FAQ総合)→SPOKE(詳細)→フォームへ一直線。

  • 本文中にも軽い誘導を一度だけ。たとえば「費用の内訳はこちら」。

  • フォーム直前に、費用・納期・対応範囲の3問を再掲。最後の不安をそこで解消します。

問い合わせが増えるホームページのFAQ設計は、“選ばせない”がポイントです。


問い合わせが増えるホームページのFAQ設計:運用を止めない工夫

  • 更新カレンダー:毎月2問追加、四半期で棚卸し。

  • 責任分担:原案(営業/CS)→監修(制作/法務)→校了(責任者)。

  • 依頼テンプレ:質問/一行結論/条件・例外/根拠リンク/公開期限。

  • 計測:FAQ到達→回遊→CVをGA4イベントで把握。

  • 見直し:流入語とFAQのズレは四半期ごとに微修正。

ルールは“覚える”ではなく“見える”ように。チェックリスト化が一番速いです。


問い合わせが増えるホームページのFAQ設計:公開前チェック

  • 質問はユーザーの語彙になっているか

  • すべて 一行の結論 から始まっているか

  • 目安の数字・条件・例外が入っているか

  • 専門語の直後に補足があるか

  • 末尾リンクは1本だけか

  • 並び順は“不安の強度順”か

  • スマホで読みやすい段落・行長か

  • GA4で到達・回遊・CVが追えるか


まとめ

  • 生の質問を10個集めよう営業・CS・検索候補・競合FAQから“そのままの語彙”で拾う。

  • 言い換えはあとでも間に合う。

  • 見出しは質問形で骨格を作ってみる導入は

  • 結論→読む価値→次にわかること。回答は 一行結論→条件→根拠→関連1本 にそろえる。

  • 並びは不安の強度順にそろえる価格・契約→納期→違い→セキュリティ→運用。

  • 迷ったらこの順に戻るのもアリ。

  • 数字と図でもう一歩前へ期間・割合は目安でもいい。

  • 工程や範囲は表で見せる。専門語には短い補足を添えておこう。

  • 月2問の更新を習慣化四半期ごとに棚卸し。流入語とFAQのズレを小さく直す。

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問い合わせが増えるホームページのFAQ設計は、続けるほど効いてくる!


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