WEBコンテンツと『SNS更新が後回し』を止めるタイミング設計
- hi ko
- 5月24日
- 読了時間: 4分
更新日:8月21日
「ネタはあるのに手が付かない」「投稿画面を開くと時間だけが過ぎる」。

それは意志の弱さではなく“置き場所”の問題。SNS更新が後回しにならないために、時間帯・キュー(流れ)・判断基準の3点を設計していきます。
『SNS更新が後回し』が起きる3つの引力
認知の遅発効果SNSやWEBコンテンツは、売上貢献が“後から”やって来るため、緊急度で劣りがち。結果、SNS更新が後回しへ。
着手摩擦「どの下書きから? 画像はどれ? 文体は?」。1クリック目の判断が多いほど、先送りが発生。
割り込み耐性の欠如DM・社内チャット・メールが同時多発。通知の都度、集中が分断される。
緊急度ではなく“設計”を変える——これが最短です
時間帯マップ:朝=作る/昼=返す/夕=整える
朝(作る):下書き→清書。最初の60分は通知OFF。
昼(返す):コメント返し、DM返信、画像差し替えなど“他者依存”タスクを集約。
夕(整える):予約設定、見出し調整、リンク確認。
クリエイティブは朝に置く。通知は昼へ寄せる。これだけで、SNS更新が後回しは目に見えて減ります。
会議は昼に寄せると“朝の作る時間”が守られる
キュー化:Raw → Draft → Ready → Scheduled
“どこにいるか”が一目で分かる4段キューにします。
Raw(素材箱):メモ・URL・スクショのまま突っ込む箱
Draft(骨子):見出しと要約3行だけ作った状態
Ready(清書済):画像・リンクも入って、いつでも出せる状態
Scheduled(予約):投稿日時が入ったもの
WIP(同時進行)を2本までに制限増やさないことが、SNS更新が後回しを防ぐコア技術です。
ネタ源は“3レーン”で回す(反応・計画・常緑)
反応:業界ニュースや社内の小ネタに“短く反応”(速報L1)
計画:キャンペーン/製品トピックを週単位で連載(標準L2)
常緑:変わらない基礎(FAQ/選び方/チェックリスト)を季節で再演(特集L3)
3レーンに分けると、空白が生まれにくくなり、SNS更新が後回しの頻度が落ちます。
5分タスクの“仕掛け”で着手を軽くする

Raw箱からURLを1つだけ拾い、要約3行を書く
過去ポストの1段落だけ直す(文体を軽く/語尾を統一)
画像フォルダから1枚選ぶ→テキストは一言キャプションでOK
予約画面を開き、日付だけ入れて閉じる(心理的ハードルを下げる)
開始の“第一歩”の抵抗が消えると、後は滑る
判断を自動化:影響×労力のスコアで選ぶ
影響(1〜5):読者の役立ち度/流入の見込み
労力(1〜5):作業量の小ささ
→ スコア=影響−労力。3以上を“今日の1本”に。数字で選ぶと迷いが消え、SNS更新が後回しを防げます。
迷ったら“高影響・低労力”を先に
投稿の質を揃えるミニガイド(テンプレではなく“原則”)
一目で分かる導入(1〜2文で価値を提示)
1投稿=1メッセージ(余談は次回へ)
画像は余白広め(スマホで見やすい)
CTAは軽く(「関連はこちら」「詳細はプロフィールから」程度)
原則を3つだけ覚えるほうが、テンプレを増やすより速く、SNS更新が後回しになりにくい。
割り込み制御:通知に“時間箱”をつける
通知は毎時20分にまとめて見る
緊急の定義は紙に:障害/注文/法務のみ即対応
それ以外は“昼の返す時間”にスライド
通知を見るたびに脳を切り替えない切替コストこそが、SNS更新が後回しの温床です。
再利用(リパーパス)で“作業量>価値”を逆転
記事の見出し1本=SNS 1ポスト
サムネ1枚を色違いで2バリエーション
反応の良い投稿はスレッド化して常緑に格上げ
“新規作成”より“分割・再演”が速い
運用の現実解:小チームで役割を分ける
書く人:Draftを作る
整える人:Readyまで仕上げて予約
見る人:コメント返信/月次の気づき共有
兼務でも3役を分けると、SNS更新が後回しが起きにくい体制になります。
**COMFORT NOVA(コンフォートノヴァ)**では、この分業とキュー設計の整備をまとめて支援しています。
まとめ

時間帯を分けよう朝=作る、昼=返す、夕=整える。
置き場所を変えると、SNS更新が後回しは止まる。
キューで流れを可視化しようRaw→Draft→Ready→Scheduled。
WIPは2本まで。判断は“影響−労力”でサクッと。
5分タスクを仕掛けて、着手の摩擦を消す
分割・再演で価値を積み上げよう。
予約で“未来の自分”を助けよう。
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