フリー素材の入手先と安全な使い方:用途別おすすめサイト
- hi ko
- 7月1日
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更新日:7 日前
画像やアイコンを“サッと整える”ために無料素材は有用です。

ただし、出所と条件を押さえないと法務リスクやブランドの不統一を招きます。この記事では、フリー素材の入手先の基本と、安全に早く使うための実務ルールをまとめます。
まず押さえる前提:4点チェックで十分
商用サイトで素材を使う前に、この4つだけ確認すれば実務は回ります。
商用OKか(企業ブログ・LPでも可か)
クレジット表記の要否(必要なら表記の形式も)
加工の可否(色変更・トリミング・合成)
再配布NG(自社配布やテンプレ配布は不可が多い)
迷ったら“利用規約→FAQ→個別素材ページ”の順に確認
写真のフリー素材の入手先(汎用→日本語→特化)
汎用(英語UI)
Unsplash / Pexels / Pixabay:高品質で商用OKが多い。撮影対象の肖像権・商標は個別で留意。
日本語に強い
ぱくたそ:日本の景色・人物。被写体や場所の雰囲気が出しやすい。
O-DAN:海外ストック横断検索を日本語キーワードで。
特化(食・EC小物など)
Foodiesfeed(料理・食材)/Burst(EC・プロダクト感)。
人物や建物は権利の塊。顔・ロゴ・著作物が写る場合は特に慎重に
イラスト・ピクトのフリー素材の入手先(トーンを揃える)
unDraw(単色ベクター/色替え簡単)
Storyset(シーン別で汎用/色替え対応)
Humaaans(人物をパーツで組み立て)
いらすとや(独自ライセンス。範囲内での利用に留意)
イラストAC(独自ライセンス。商用可だが規約は必読)
ブランドのキーカラー1色を決め、素材側の色を寄せると統一感が出る
アイコンのフリー素材の入手先(線の太さを統一)
Heroicons / Lucide / Tabler Icons:UI向けの線アイコン。
Phosphor Icons:線の太さを選べる。
Simple Icons:各種サービスの公式ロゴ(商標の扱いに注意)。
線の太さ・角の丸みはサイト全体で同じ基準に
動画・BGM・効果音(軽量運用が前提)
Pexels Video / Pixabay Video / Mixkit:短尺ストック動画。
DOVA-SYNDROME/効果音ラボ:BGM・SE(曲ごとにクレジット要否を確認)。
ヒーローは静止画+短いコピー推奨。動画は下部・モーダルで“任意再生”に
フォント(表示の安定が命)
Google Fonts(Noto Sans JP/Noto Serif JP/Inter/Zen系など):OFLで商用OK。
和文と欧文の役割分担(見出し/本文)を先に決める
AI生成素材の扱い(“入力”に気をつける)
生成サービスの商用可否・帰属を確認。
実在のロゴ・人物を“似せる”使い方は避ける。
使いどころは抽象背景・メタファー寄りが安全。
生成元やプロンプトが第三者の権利を侵さないか再確認
“最強の無料”=社内で一次情報を生む
横1200px・16:9・WebPを共通ルール化(撮影→圧縮→保存まで一気通貫)。
撮影時は人物の同意/社外秘の映り込みを事前チェック。
画像フォルダ命名:2025-08_blog_01.webp のように日付_用途_連番。
検索と信頼は一次情報>無料素材。フリー素材は“補助輪”に
見た目をそろえる“後処理ルール”(5分で効く)
余白:上下左右に同じ比率の余白を付ける
色:キーカラーを20〜30%の薄い被せで統一
文字:見出しは太字、本文は可読サイズ+広めの行間
alt:40〜80文字で“その画像の意味”を説明(装飾語だけは避ける)
素材の質より“揃っていること”が強い印象を作る
地雷回避チェック(直前の最終確認)
商用OK/クレジット要否/加工の可否/再配布NG
人物・ロゴ・建築の権利物が含まれないか
AI生成の表記や条件は満たしているか
加工の度合いで著作者人格権を侵していないか
フリー素材の入手先 は“ブックマーク+社内Wiki”で共有。迷い時間を0に
まとめ:入手先より“どう揃えるか”で差がつく

使う前に4点チェック → 後処理の統一 → altで意味づけこの流れを守ると、フリー素材の入手先がどこでも安定品質に。
一次情報を少しずつ足していけば、検索と信頼は確実に積み上がります。
――
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