顧客メールだけで作るトップページ:今日から“伝わる言葉”に置き換える
- hi ko
- 9月22日
- 読了時間: 4分
更新日:7 日前
伝わらないのは、書き手の言葉で書いているから。

顧客メールだけで作るトップページなら、検索者と同じ語彙で要点が届きます。必要なのは、メールの抜き出し・整形・配置の順序だけ。
なぜ「顧客メールだけで作るトップページ」なのか
社内の専門語や抽象表現は、読み手の頭に“訳す負担”をかけます。
見込み客が実際に書いた問い合わせメールの文言は、検索クエリとほぼ一致。
つまり、顧客メールだけで作るトップページは最短で“伝わる”設計です。
検索語彙=顧客メール。言い換えは後回し まず拾う→並べる→削る、の3ステップ
STEP1|メールを集める
対象:問い合わせ・見積・クレーム・解約相談など、意思が強いメールを優先
抜き出す箇所:件名/本文の冒頭3行/“決め手になった一言”
除外:社内の返答テンプレ、AIくささのある定型文
固有名詞・地名・数字はそのまま残す
STEP2|フレーズを拾う
「何に困っているか」「何を比べているか」「決め手は何か」を30語以内で要約
類似は束ね、3〜5つの悩み群にグルーピング
代表フレーズを原文の語彙で見出し化例:
「スマホで読むと表が切れる。地図も拡大しない」
「月額と買い切りの違いが知りたい。合計いくら?」
「写真が綺麗でも、本当に自分で更新できるのか不安」
言い換えは最後。まず“生の語彙”で骨格を作る
STEP3|トップの要約3行を“顧客の言葉”で作る
1行目:誰の悩みか
2行目:何が分かるか
3行目:次にできる行動
例:「初めて外注する担当者へ。
料金の目安と期間の幅を3分で把握。今すぐ無料相談(15分)で棚卸し」
要約3行を顧客メールだけで作るトップページの“核”に
STEP4|構成は“質問→一行結論→短い根拠”で
よくある質問(見出しは原文のまま)
質問:「スマホで表が切れる。直せますか?」
一行結論:はい。1カラム化と16:9に統一で読みやすくします。
根拠:画像はWebP/1200pxに、表はカード化。誤タップ防止の44pxボタンを標準に。
質問:「月額と買い切り、結局いくらかかる?」
一行結論:目安は月◯万円/買切り**◯◯〜◯◯万円**。
根拠:含むもの、含まないもの。向かないケースも明記。
質問:「自分で更新できますか?」
一行結論:はい。手元・工程・結果の3枚運用で、社内10分の更新が可能に。
根拠:テンプレ化した要約3行+写真1枚+リンク1本の“短報”を用意。
見出しは顧客の語彙、本文は専門語の翻訳に徹する
STEP5|段落末リンクは1本だけ。一本道にする
回遊ルートは比較→価格→FAQ→CTAの順
段落末には関連1リンクのみを置き、迷いを生まない
ボタンは3系統(資料DL/無料相談15分/見積)。ベネフィット+所要時間で表記
スマホで戻らない設計がCVの近道
STEP6|文言の“整えるだけ”リライト
原文:「写真はキレイ。でも自分で触るのがこわい」
置換:「見た目は良くても、自分で更新できないと止まります」
原文:「とりあえずいくらかかるか知りたい」
置換:「まずは目安の金額と期間が知りたい」
原文の温度を殺さない。禁止語:圧倒的・唯一無二・業界最安
STEP7|写真とキャプションで“根拠”に変える
写真は手元・工程・結果の3枚
キャプションは40〜80字、ベネフィット→条件で
例:「初回表示を約35%短縮。WebP化と横1200px統一で読み込みを安定」
文章は顧客の言葉、根拠は写真+キャプション
5分セルフチェック(実機で)
冒頭の要約3行に“誰に・何が・行動”が入っているか
見出しが顧客メールの語彙のままか
各段落末のリンクが1本に絞れているか
ボタンが8割幅・44px以上で、所要時間を含むか
写真3枚にキャプションが付いたか
ひとつ×があれば、そこから直す
【やっちゃダメ】よくある落とし穴
社内語で“上書き”してしまう
Qの見出しを抽象に言い換える
リンクを本文中に散弾のように挿す
“料金の目安”を出せず、相談前の不安が残る
抽象は最後。まず生の語彙と数字の幅
まとめ:顧客の言葉が“最短のコピー”

顧客メールだけで作るトップページは、拾う→並べる→削る、の3手順で完成します。
生の語彙で要約3行を作り、質問→一行結論→根拠の型で並べ、段落末1リンクの一本道へ。
写真+キャプションで根拠化すれば、伝わり方が一段上がります。
――
文言収集から構成・差し替えまで任せたい方へ。**COMFORT NOVA(コンフォートノヴァ)**は、
過去90日のメール抽出と語彙マッピング
要約3行/FAQ10本/価格の目安のドラフト作成
写真運用(手元・工程・結果)+キャプションの整備
段落末1リンク+3ボタンCTAの導線設計まで、
差し替え中心で並走します。まずは無料相談(15分)からどうぞ。